いばら道

ASDぼっちの独り言。今日もひきこもる二十代女。

精神科の消失と将来への不安

今年は苦難からの始まりだったと思います。地震の揺れは群馬でも怖くなるほど感じました。それからずっと被害状況の報道が続き精神的に暗くなりました。きっと多くの人たちが不安で支配されたのではないかと思います。

 

私は地震での被害はなかったのですが、別のことで悲しい出来事がありました。

でもきっと日本人のほとんどが暗い気持ちで新年を迎えたのではないかな……と自分を奮い立たせています。

 

通い続けた精神科がなくなることに

 

初診から1年ほど通っていた精神科が「なくなることになった」、と先生から告げられた時頭が真っ白になりました。

去年依頼していた、「精神障害者手帳と自立支援医療制度の診断書は作成してあるので」と言われ渡され……。

診察を受けるまでに色々話したいことをまとめてきていたのに……。こちらからの話は一切できず、初めて一方的に切り上げられた感じがしました。

 

なくなる理由について聞くと隠すことなく、経営側の人と折り合いが合わなかったと言った先生は今までのように患者を気遣う余裕がなく疲れがあるように見えました。

 

一か月後の受診が最後になると言われた私は診断書を受け取ったもののこれをどうすればいいのか分からず、この先どうするか、もう不安だらけになってました。

帰りに駐車券を忘れ、明らかに動揺している人間の行動で笑ってしまう。

 

3週間経った今も診断書はまだ手元にあり、どうすべきか悩んでいます。

次の精神科を見つけられていない状況で、金銭的に限界なところもあり、手帳を取得してもまた失効させてしまうのでは……と不安なんです。

前回持っていた精神障害者手帳も主治医がいなくなってしまい更新できずだったので今回も同じような感じでしょうか。

 

この手帳失効の訳を話したとき先生は「それ酷いですね」と自分事のように共感してくれて、少し心が救われたのを覚えています。

通っていた精神科は無くなるのですが先生は隣県に新たな医院を構えるとのこと。

車で2時間かかる距離。

 

やりたいことがあるのに体調不良が邪魔をする

 

皆さんにはこんな体験ありますか?

体がついてこなくてもどかしい状態。

 

精神科が無くなると聞いた翌日、37度の微熱と浮遊性めまいと頭痛が始まり今も苦しんでいます。たまに寝込んで一日中動けなかったりも。体調のせいでメンタルやられてる気もするんですが、どっちが先なのかよくわかりません。

 

今週は祖父の葬儀があり、常に家の中ががわたわたしているのでそれもきつい。

あと、兄が家に帰ってくることが強烈な恐怖で逃げ出したい気持ちでいっぱい。

 

今日はそのことを親に話して衝突しました。

どうしても兄と接触したくないので「家を出て外泊したい」と言うと「なんでこんな時に」私が将来親の葬儀をするときにどうするんだ、と。将来葬儀のやり方が分からず苦労することになる、とぶつけられそれでも気持ちは揺らがなかったのですが、親が「ホテル代を出す」と言い出し、近くのホテルを探し6000円台のところを予約しだしたので慌てて止めました。

そんなことされるなら家で我慢するしかない。

葬儀で出費が激しいなか私一人の外泊にビジネスホテルより高い料金を払おうとする……あまりに馬鹿げた行動に見えて、なんかどうでもよくなってしまいました。

自室に引きこもろうかなと考えています。

 

追記:

葬儀が終わり体調が徐々に回復しつつあります。

葬儀が終わるまで平日であることをすっかり忘れていました。子供たちの下校風景を目にして気付かされ、故人が亡くなってからまるでずっと時が止まっているようでした。

 

兄の音がしただけでヒステリックを起こし結局当日は参加できず、会場の駐車場で車の中で過ごしました。自分でも兄に対しての反応に驚きました、勝手に体が落ち着かなくなってその後は意識を失うように眠りにつきました。

兄が来るとわかってからの生活はずっと吐き気や、薬では抑えられないほどの頭痛、浮遊性めまい、食欲不振、下痢が毎日でした。

いつか乗り越えられたらいいなと思ってはいます。

焦らず、少しずつでいいから、とにかく前に。”今できること”に目を向けて無理をしない範囲で生きようと思っています。